コラム
COLUMN
2019年07月12日 [COLUMN, 世間話]
税理士業はサービス業?
人間関係なんて、思うように都合よくいかないもの。
周りからどう見られるか?これを言ったらどう感じるか?嫌われたりしないか?
気遣いと心配りをし過ぎて、気疲れや心が折れたりしませんか?
基本的に、税金なんて「上手な節税」なんてない!
そう言ってしまう私は、税理士として失格なんでしょうか(笑)
税金を減らせないなら払う方法を考えるしかない・・・という本音
伝えてしまう訳です。
他人事に口を出す気は毛頭ありません。
会社がどんな経営方針だろうと、グダグダだろうと、関係ないんです。
「役に立たない税理士」
そんなレッテルを貼られる事が怖くて、顧問契約を解約されて売上が減るのが怖くて
そんなんで税理士なんか、やってられるかい!<(`^´)>
税金が高いのにお金がない?
それは大体が、お金の使い過ぎか、借金の返済に追われ過ぎ(借り過ぎ)のどちらかだ!
お客様満足として掲げるサービスが、「変な気遣い」や「何でも屋的に使える奴」って意味なら、税理士業はサービス業なんかじゃないと思う。
ちなみに、これらの常識??が通じないのが資産税領域。
不動産を売却するような「キャッシュフロー」が生じるものは、まだ算段が付くのですが
特に相続税となると、中々に難しい。
利益に課税されるなら、まだキャッシュフローを整えれば済むのですが
「財産」に課税されるから、お金が全然なくても税金が発生する訳です。
財産課税の性格を持った相続税や贈与税は、【対策】を練るだけ、その効果はハッキリ出ます。
一方、利益が出たけどお金がないという会社のような場合は【本当のところ】を素直に受け止めないと、対策はできませんし、その効果も実感できません。
サービス業として、お客様の満足を考えたら【本当のところ】は伝えない方が耳に優しいはずです。
契約してくれた社長さんに「あんたが金を使いすぎてるからだ」と言えたら、実は凄く簡単な話だったりするものです。
怒られても、嫌われても、解約されても
「税理士から見て感じた事実」
これだけは、何があっても伝えていきたいものです。