コラム
COLUMN
2025年03月14日 [COLUMN, 世間話]
何故か楽しい確定申告
今年も確定申告の時期が終わろうとしています。
つまり、まだ終わってはいないのですが・・・
平成8年から毎年確定申告に携わっていたので、早いもので、実に29回目の確定申告です。
令和6年分は【定額減税】がありますが、ちょうど平成8年にも何か減税めいたものがあったような・・・・
そうでした!確か【定率減税】というものでした。
この業界へ駆け出しの頃、ペーペーの私は「へー最終的に所得税15%減額なんだ。。。だったら最初から税率下げておけば良いのに・・・あ、でも上限5万なのか・・・」
などと思ったものです。
当時は定率の上限付き、今回は定額減税で所得制限付き・・・なんとなく微妙な・・・いや言うまい。
30年前のことですが、まだハッキリと覚えていました!
好きでこの業界を選んだ当時、何も分からないながらもハリきっていたものです。
源泉所得税を【厳選】所得税って書いたり、期限ギリギリ状態で夜中に郵便局本局に走ったり、今となっては懐かしい思い出です。
毎年、確定申告をやっていると、いろいろな方々の所得や税金のみならず、家族構成の変化やお仕事の変化など
年に一度の報告会が開催されることもしばしばです。実はこれが嬉しい。
子供が増えた、孫が生まれた、残念ながら離婚した、仕事をやめた、ものすごく儲かった、行方不明、訴えられた、交通事故にあった、手術をした、残念なことに亡くなった・・・etc
30年ほど皆様の人生の色々な場面に、ほんの少しだけ関わる事ができるこのお仕事。
深~く関わらなくても、必ず、お正月明け一番に、我先にと電話をくれるお客様。
毎年、この忙しさがどこか楽しいのは、結局、今まで携わった皆様のおかげだと実感しています。
皆様、ぜひ実り多き一年を過ごして頂き、また来年、事務所へお越しください!
そして「今年はあんなだったよ~」「今年はきつかったよ~」「なんもなかったよ~」など、思うままにお話に来てください。
私は来年もこれからも、ここで元気にお待ちしております。
税理士 大仲 登
(って締めっくくったように書いてみましたが、まだ終わりじゃなかったので仕事に戻ります)